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天下り   

衆院調査局が実施した調査によると、国家公務員の天下り先となっている法人数は約4000に上り、それらの法人に国が支出している金額は5兆5395億円にもなっているようです。

すごいですね。これは05年度一般会計の6・7%に相当する額のようです。こういうのってやっぱり特別会計から出てるんでしょうか。なお国土交通省所管法人への天下り人数が最も多く、それに厚生労働省、文部科学省を加えた三省だけで全体の半数以上になるとか。

この天下り、何が問題かと言えば、官庁と民間の癒着ですね。この間も防衛施設庁の官製談合問題なんてのがあったばかりです。そしてもう一つが財政圧迫です。要は「無駄に税金使ってんじゃねえ」、ってことでしょう。

前々から天下りに関しては批判が相次ぎ、国も改革するとか何とかいろいろ言いながら、結局何も変わっていないのが現状のようです。まあ天下りで利権を得ているのが中央省庁なのに、それを政治で改革しようとしてもすんなりとはいかないでしょうが。

とにかく天下りには文句のある人も多いと思いますが、やってる本人たちはどう思ってるんでしょうね。モラルの問題としてどうなんだという話ですが、お構いなしなんでしょうか。むしろこういう利権をむさぼることが出来るからこそ国家公務員になった人もいるかもしれません。

どんな思いがあるにしろ、一応みんな国家公務員になるために努力はしてるんですよね、きっと。その結果がどうなったとしても、努力とか全然してない僕に文句を言う資格はないのかもしれない。本当に問題を解決しようと思ったなら、もっと努力して国家公務員にでも政治家にでもなって、自分の力で変えてやろうぐらいの心構えが必要なのかもしれない。もちろんがんばれば政治家になれるというわけではないけれど、少なくとも僕は人のやることに文句言えるほどがんばった記憶がない。・・・まあそんなこと言い出したら何も言えなくなるけど。

で、このような問題が浮き彫りになったのはいいとして、結局天下りをなくすにはどうすればいいんですかね。もう問答無用で天下り禁止法とかを制定するしかないんでしょうか。・・・すみません。具体的な解決法は何も考えてなかった。これだからダメなんだな、僕って奴は。

by sabasuke | 2006-02-16 03:06 | 時事

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