人気ブログランキング | 話題のタグを見る

法と道徳   

<代理出産>向井亜紀さんの双子、最高裁が実子とは認めず


以前から議論を呼んでいたこの話題ですが、
結局「代理出産の子は実子とは認めない」
という判決が最高裁において下りました。

うーん、個人的には今回のケースはね、
事情が事情なだけに認めてあげても
よかったと思うんですけどね。

それでもしその判決を悪用しようとする輩が出てきたら、
またその時はビシッと厳しい判断を下してやればいいと。

・・・なんてことは出来ませんよね。
あくまで裁判所というのは
「法に基づいて判断を下す」
場所でありますから、
ちゃんとした法整備がされていない現状において、
状況によってコロコロ判決を変えろなんてのは無理な話です。

法とは大切なものであり順守すべきものですが、
「法は人の幸せのためにあるものである」
をモットーとしている僕としてはですね、
あまり法に拘りすぎた判決もして欲しくはないのです。
人が幸せになれない法律なら守る必要はないと思うのです。
なんて思想をしている僕は危険人物ですか?

まあ道徳観だけで裁判の判決下してたら
秩序もクソもなくなっちゃいますけどね。

もっとも今回の判決が果たして
良かったのか悪かったのかは分かりません。
原告の心情を考えれば認めてあげたいところですが、
認めることによる弊害があるのも事実でしょう。

そもそも「実子とは認められない」ことによって
どのようなデメリットがあるのかもよく知らないわけですが、
とりあえず幸せになれればいいですね。
生まれてきた子どもが。

by sabasuke | 2007-03-23 23:12 | 時事

<< 愚かなる者は教えたがり賢き者は... FF12 プレイ日記11 >>