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イラン核問題、安保理に付託   

国際原子力機関(IAEA)が、イランの核問題を国連安全保障理事会に付託する決議を採択しました。日本、アメリカ、ロシア、中国など二十七ヵ国が賛成し、キューバ、シリア、ベネズエラの三ヵ国は反対、インドネシアなど五ヵ国は棄権したようです。

一方、これにイラン側は反発。ウラン濃縮関連活動を再開し、IAEAによる抜き打ち核施設査察に従わない方針を表明しました。

平和をうたっている日本や、すでに核兵器を持っているアメリカやロシアなどが決議に賛成、キューバやシリア、インドネシアなどが反対・棄権をしたところに見事に各国の思惑がにじみ出ているような気がしたりしなかったり。そんなに世界の国々の情勢に詳しいわけではないのでよく分かりませんが。

しかしこの核問題、つまり核兵器のことですが、どうしたもんですかね。もちろんそんなものは無い方が平和に決まっていますが、すでに持っている国がある以上、イランだけが核放棄をしても解決するわけじゃないでしょう。もっともさらに核兵器を増やす必要はありませんし、イランが核を用いて強硬な姿勢にでるとなると困りますから、今回の決議が採択されるのも当然といえば当然ではあると思います。日本人の目から見れば。

ただ現在の状況としては、複数の国が核兵器を持っているからこそお互いに牽制しあい、平和が保たれている部分が多少なりともあるのだろう思います。実際に使っちゃったらどうなるかはみんな分かっているわけですし。ですから核兵器を無くすのなら全世界同時に無くさなくてはならない。じゃあみんな同時にやればいいじゃんといってもやるわけない。裏切り者がいたら困るし。

ってことはあれだ、もう解決策はこれしかないですね。「核兵器を無力化できるものを開発する」。これが出来れば核問題なんてなんのその。何の脅威にもなりません。・・・まあ出来ればですけどね。本当にそんなものが出来そうになったらアメリカとかから狙われちゃうんじゃないかというような気がしないでもないけど。

そういえば今回の決議の採択、やっぱり北朝鮮にも影響するんですかね?今度再開されるかもしれない六ヵ国協議とかでまたひともんちゃくあるんでしょうか。いずれにしてもあまりこじらせてほしくない問題ですよね。真面目におっかないし。まあすんなり解決するようなら最初から問題にはなってないのかもしれないけど。

僕って表向きは平和主義者のつもりだけど、きっと本音は争いごとに巻き込まれるのを避けて逃げているだけだよね。こんなんじゃ駄目だ、もっと頑張ろう!

っていう気が一瞬だけした。

・・・やっぱ駄目じゃん。

by sabasuke | 2006-02-06 03:15 | 時事

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