誰が為に   

少し遅れた話になりますが、
東京都板橋区の東武東上線で、
自殺を図って線路内に入った女性を助けようとした
警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(現警部)
がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。

それで今回の件に限ったことではありませんが、
自らの命を賭して誰かを救おうとするその精神は
立派なものであり、尊敬できることであると思います。

・・・ですが、結果として
「自らを犠牲にしてしまった」
ということ自体に関しては、
個人的には評価し難いのです。

もちろん今回の巡査部長だって
死にたくて死んだわけではないのでしょう。

しかし例え誰かを救ったとしても、
代わりに自分が命を落としてしまったのでは、
それでまた結局悲しむ人が出てきてしまうのです。
それでは意味が無いのではないかと。

まあ我が身を心配するあまり何にもしないってのも
それはそれでアレなんですけども。


やはり理想は「どちらも助かる」ことなわけですよ。
どちらかが犠牲になってしまってはいかんのです。

・・・と言ってもそれはあくまで理想。
「どちらかが犠牲にならざるを得ない」
ということが多々あるのが現実。
世の中は無情です。


そんなわけでありまして、
今回のような行為に関しては、
本当に良いことなのかどうなのか、
はっきり結論が出せない僕がここにいます。


「力なき正義」の虚しさか。
人はスーパーマンにはなれないなあ。
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by sabasuke | 2007-02-15 02:33 | 雑記

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