入札   

最近次々と明らかになっている談合問題。
先日行われて話題となった宮崎県知事選も、
前知事が官製談合事件に絡んで辞職したことにより
行われたものであります。

昨日、今日も新聞には
名古屋市発注の地下鉄延伸工事をめぐる
談合事件の記事が載っておりましたが、
これらの問題の中でよく聞くのが「落札率」の話。

落札率とは予定価格に対する落札価格の割合のことで、
例えば工事の予定価格が1億円だったとして、
落札価格が9000万円であったならば
落札率は90%になります。

それで一般にはこの落札率が高いと
談合が行われている可能性も高いと言われております。

昨今の談合問題続発を受けて最近では脱談合が進み、
落札率も80%台に落ち着くことが多くなったと
ニュースなんかでも言っておりました。

でもこの落札率、
落札価格を低くするんじゃなくて、
予定価格を高くしても下がるんですよね。

予定価格が1億円の工事を9600万円で落札すれば
落札率は96%になりますが、
わざと予定価格を1億2000万円と高めに設定しておけば、
同じ9600万円で落札しても落札率は80%になるわけです。
落札率だけ見れば一見大幅に下がっているように見えますが、
実は中身は全然変わってません。

つまりお役所ぐるみの官製談合で
予定価格を決める側までみんなグルであれば、
予定価格が不当につり上げられている可能性があり、
落札率などはまったく当てにならない、
という話を最近ある筋から聞いた。
・・・いや、ただの一素人から聞いた話ですけど。

まあ談合をなくしたいならね、
電子入札システムを取り入れて
誰が入札してるか分からないようにしちゃえば
談合なんてできなくなる、って話も聞きましたけどね。
僕は専門家でもなんでもないのでよく分かりませんが。

ちなみに愛知県では談合廃絶改革を進めていったら、
今度は公共事業の入札不成立が相次ぐようになっちゃったそうです。
談合できない公共事業なんて儲からんからやりなくない、
ということらしいですな。
もっともこれは公共事業なしでも民間事業だけで十分賄える、
つまり景気がいい愛知県だからこそ起こってしまった事態ですけどね。


なんだかんだ言っても談合はなかなか無くなりませんよね。
虫だけでなく人間も甘い汁を吸いたがるものです。
談合だけに限った話ではありませんが、
結局最後は人としてモラルのある行動ができるかどうかということですか。


珍しく真面目な話をしました。
ごっつ疲れました。
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by sabasuke | 2007-01-24 00:05 | 雑記

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