河童も川流れ   

さあ、いよいよ8月ですね。1年の中で1番クソ暑い季節です。
これから海とか川とかプールとかに遊びに行く人も多いと思いますが、
くれぐれも水の事故には気をつけてください。
今年も既に何人もの方が亡くなっているようですから。

実は僕も川で流されたことがある、ということは以前チラッと言ったかもしれませんが、
今日はその時のことを詳しく書くことにしましょう。

あれは僕がまだ中学生だった頃、ある暑い日の出来事でした。

僕と友人Tと友人Tの3人は・・・しまった! 両方とも友人Tだ! これじゃ区別がつかん!
・・・仕方ない。僕と友人Aと友人Bの3人は長良川へ遊びに出かけました。
燦燦と輝く太陽の下、釣りを楽しむおっさんなどでにぎわっていました。

しばらくは川岸近くで遊んでいたのですが、ふと友人Bがあることに気付きました。
「おい、なんかあの辺だけ流れが速くね?」
川の中ごろに、やけに流れの速い一帯があったのです。
当時まだバカなガキんちょだった僕らは、(バカなのは今でも変わってないという話もあるが)
よせばいいのにわざわざその場所まで行ってみることにしました。

いくら流れが速いといっても水深はひざ下までしかない浅瀬だ。どうってことないさ。
と、甘っちょろく考えたのが運の尽きでした。

・・・・・・動けない。
浅いからといってなめてはいけなかったのです。
川の流れの力というのは絶大なものでありました。
少しでも動いたらそのままバランスを崩して倒れてしまう。
僕ら3人は川のど真ん中で完全に立往生してしまいました。

その場でこらえ続けるのにもやがて限界がおとずれます。
ついに友人Aがしりもちをついてしまいました。
「ああ、友人A! 大丈夫か!?」
僕は友人Aに手を差し伸べました。
友人Aは無事に立ち上がったものの、今度は僕がしりもちをついてしまいました。
「うわぁ! 助けてくれ、友人B!」
僕は差し出された友人Bの腕を必死でつかみ、なんとか立ち上がりました。
でもやはり友人Bがしりもちをつくことになってしまいました。

そんなこんなやってるうちに結局全員がしりもちをついてしまいました。
これでもう立つことすら出来なくなりました。

まるで周りの景色が川とは逆方向へ動いていくような錯覚に陥りながら、
僕らは流されないよう力の限り耐え続けました。
しかし、ついに力尽きた友人Aが流されてしまいます。
「ああ! 友人Aーーーーー!!!」

あっという間に小さくなっていく友人Aの姿を目の当たりにしながらも、
僕らには為す術がありませんでした。
そしてわずかな間を置くこともなく、僕らも友人Aの後を追うように、
激しい川の流れの中に飲み込まれていったのでした。


なんか長くなってきたので2回に分けることにします。
続きはこちら
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by sabasuke | 2006-08-02 03:18 | 雑記

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