その尊い命を   

「インドで連続爆弾テロ発生。死者は200人に達する」

世界ではテロなんて物騒なものが相変わらず発生してるようです。
尊い人命を奪うこの非道な行為を許すことはできない、
なんてのはまあよく聞く言葉ですが、
「尊い人命」という言葉にふと疑問を持ってみる。
なぜ「人命」は尊いのだろうか?

「人の命は尊いもの」
大抵の人にとっては当たり前の話でしょう。
そんなこと理屈で考える話じゃないのかもしれない。
人間が持つ当然の気持ちなのかもしれない。
人間という種である以上、同種の命を尊ぶのが普通なのだろうか。
しかしライオンなんかはオスライオンが他のオスの子供を殺しちゃったりもする。
単純に「同種だから」という問題ではないようだ。

自分の好きな人の命を大切だと思う。
それはいたって自然な感情でしょう。
では自分の嫌いな人間だったら?
見てるだけでもムカつくようなクソヤローだったら?
自分や自分の大切な人に害を与えんとする人間だったら?

人は全ての人間の命を平等に扱うことができるのか?
全ての人間の命を尊べているのか?

先日ロシアで航空機が着陸に失敗、大勢の死傷者が出ました。
その時僕はTHE YELLOW MONKEYさんの「JAM」という歌を思い出しました。

外国で飛行機が落ちました
ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」
「いませんでした」 「いませんでした」

さすがに嬉しそうには言わないだろうけど、だいたいこんな感じ。
「日本人の犠牲者」がいないと分かれば、日本に影響がないと分かれば、
日常の何気ないニュースの1つへと変わる。
一時のインパクトは強くても、それ以上の関心を抱かない。

きっと僕らは命の価値に優先順位を付けている。
日本人でもテロリストでもみんな一緒だ。
ならば尊ぶべき命とはなんだろう?

ほんの少しでも知っている人が死ぬのは悲しい。
毎日世界のどこかで見ず知らずの人が死んでいるのをいちいち悲しんではいられない。
これらはただの個人的な感情の問題。
「命を尊ぶ」こととは違うのかもしれない。
ではなぜ人は命を尊ぼうとするのか?
そもそも尊ぶって何だ?


などということを今日風呂に入ってる時になんとなく考えてました。
いやもう、ホント、ヒマ人よねー。僕って。
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by sabasuke | 2006-07-13 03:13 | 雑記

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