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君が零れ落ちた夜   


別にお腹が痛かったわけでもなければ、
おならの調節に失敗したわけでもない。

だが奴らはいつの間にかその身体を液体状へと変え、
私の一瞬の気の緩みをつき門を破って溢れ出てきたのだ。

前兆などまるで無かった。
自分でも信じられない出来事だった。
しかしそれは紛れもなく現実だった。


太古より存在する人類の宿敵「便意」。
どうやらついにステルス技能まで修得したようだ。
もはや奴らの蛮行を食い止めるのは難しいのかもしれない。

しかし、負けるわけにはいかない!
我々には人類の英知の結晶「オムツ」があるのだ!
たとえどれだけ攻められようと二度と垂れ流しにはさせぬ!


でも出来るならもう攻めてこないでくださいお願いします。
今度突破されたら私は泣いてしまいます。



この話はつい先日の仕事帰りに起こったノンフィクションです。
笑え。いい年こいたこのおっさんを笑ってくれ!!

by sabasuke | 2012-03-16 09:31

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