君が零れ落ちた夜
2012年 03月 16日
別にお腹が痛かったわけでもなければ、
おならの調節に失敗したわけでもない。
だが奴らはいつの間にかその身体を液体状へと変え、
私の一瞬の気の緩みをつき門を破って溢れ出てきたのだ。
前兆などまるで無かった。
自分でも信じられない出来事だった。
しかしそれは紛れもなく現実だった。
太古より存在する人類の宿敵「便意」。
どうやらついにステルス技能まで修得したようだ。
もはや奴らの蛮行を食い止めるのは難しいのかもしれない。
しかし、負けるわけにはいかない!
我々には人類の英知の結晶「オムツ」があるのだ!
たとえどれだけ攻められようと二度と垂れ流しにはさせぬ!
でも出来るならもう攻めてこないでくださいお願いします。
今度突破されたら私は泣いてしまいます。
※
この話はつい先日の仕事帰りに起こったノンフィクションです。
笑え。いい年こいたこのおっさんを笑ってくれ!!
by sabasuke | 2012-03-16 09:31