殺人   

川崎市のマンションから小学3年生の男児が投げ落とされ殺害された事件で、容疑者が逮捕されました。もっとも逮捕容疑は別の清掃員女性への殺人未遂容疑などですが、子供の殺害についても認めているようです。

この容疑者に限らず、なぜ人は人を殺してしまうのか。
精神的に障害がある、あるいは脳に何らかの異常があって、正常な思考ができないというわけではなくとも、人が殺人を犯してしまうことはしばしばあります。もしかしたら殺人という行為を行ってしまえる時点で、正常ではないのかもしれませんが。

実際に人を殺したことがある人はほとんどいないでしょうが、人を殺したいと思ったことがある人なら結構いるかもしれません。前述の事件は面識のない人に対して無差別に及んだ犯行のようですが、例えばイライラしたりして精神が不安定なときなどに、何かに気持ちをぶちまけたい、破壊したい、傷付けたいなどという衝動に駆られることがある人は少なくないかもしれません。そんな気持ちが人間に向けば殺人につながることもあるかもしれません。

しかしたとえ心の中にそういった気持ちが芽生えたとしても、実際に行動に移す人はほとんどいません。物に当たるぐらいならともかく、人を殺すなんてことは普通なかなかできません。

なぜできないのか。それはおそらく罪悪感があるからだと思います。悪いと思っているから、してはいけないことだと思っているからできない。ただそれだけの事じゃないだろうかと。

戦争や宗教問題などでは比較的日常茶飯事的に殺人が行われています。もちろん全ての人が平然と何も思わず殺人をしているわけではないでしょうが、なぜ彼らは人を殺すことができるのでしょうか。

おそらく「大義名分」があるからでしょう。やらなきゃこっちがやられるんだから仕方ない、ということもあるかもしれませんが、その「仕方ない」が大義名分になっていると思います。つまり自分の行いを正当化している、「してはいけない」を「してもいい」に置き換えている、殺人を「悪くない行為」として捉える、だからできる。

そりゃ相手が自分を殺そうと向かってきてるのに何もせずおとなしく殺されることはないと思いますが、結局人間なんて以外と簡単に人を殺せるものなのではなかろうかと。蚊とかを平気で殺せるのもそういうことですよね。罪悪感がわかないから殺せる。「害虫だから殺して当然」、「人間と蚊は違う」と言われるかもしれませんが、それこそが大義名分であり、そう考えることによって罪悪感がわかなくなるわけです。

まあそんなこと言って何も殺さずにいたら何もできなくなってしまいますけどね。何かを殺すことが必ずしも悪いとは思いませんし。そもそも「良い」とか「悪い」ということ自体人間が勝手に決めたものですから、善悪について考えること自体がナンセンスなのかもしれない。最終的に人間のものさしで判断するしかないんだし。

ちょっと話がそれましたが、「殺人」は自分とは関係のない話なのではなく、誰にでも些細なことがきっかけで、十分に起こし得る可能性がある、身近なものなのではないかと思うのです。

・・・なんか性悪説っぽい話になってきちゃったかな。じゃあどうすりゃいいんだと言われても結局分からないし。うん、この考え方あまりよくないな。暗くなりそうだ。むしろこういう考え方してる事が犯罪につながってたりするのかもしれない。あー、難しい。いや、こんなこと難しく考えてるからだめなのかもしれない。もっと単純に考えれば世の中平和になる・・・かな?
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by sabasuke | 2006-04-03 03:21 | 雑記

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